グループ分けの設定
グループ分けは、複数のオペレーターをグループとして管理する機能です。
グループ分けをすることで、問合せの内容や流入元に応じて、特定のグループに所属するオペレーターの「問い合わせ一覧」に表示したり、グループごとの統計情報が取得できます。
また、定型文を使用して入力を行う場合、グループごとに使用する定型文を設定できます。この機能は、グループ分けオプションが有効なドメインでのみ利用可能です。
ナビゲーションの「コールセンター管理」→「オペレーション設定」→「その他設定」を選択します。
「グループ分け」をクリックします。
[有効]スイッチをクリックしてオン(グリーン)にします。
「デバッグ出力」スイッチをオン(グリーン)にすると、オペレーター画面で問合せの対応を開始する際、デバッグの結果がタイムラインに表示されます。
これにより、オペレーターが適切にグループ分けがなされているかチェックし、不適切な場合、管理者にグループ分け設定の変更を要請できます。
[有効化]ボタンをクリックします。
スイッチがオン(グリーン)になり、グループ分け設定が可能になります。
[追加]ボタンをクリックします。
「ID」「名前」「オペレーター」を入力します。
「ID(グループID)」は、必須入力項目です。
「グループ最大対応可能数」および「ログインユーザー可能対応系数」も指定できます。初期設定では、「-1」(無制限)となっていますが、利用環境に応じて設定してください。
グループに追加するオペレータを選択します。
同様にして、グループに追加するすべてのオペレーターを指定します。
設定を終えたら[追加]ボタンをクリックします。
続いて、「振分条件」をクリックし、グループを振り分けるための「振分条件」を設定します。
振分条件は、最大30個まで設定できます。
[追加]ボタンをクリックします。
「名前」として、任意の名前を指定します。
ガイドの記載を参考に、「グループ割り当て方法」「担当グループ指定」を設定します。
「グループ割り当て方法」は、各グループの負荷や運用上の利便性を考慮して設定してください。
「流入元」として、問い合わせの流入元を選択します。
[追加]ボタンをクリックします。
「条件」として、「roomTag8」を指定します。
(「roomTag8」を指定することで、オペレーター画面ヘッダの「問合せ元」として表示されます。)
「値」として、Web小窓CSSで指定する「location」引数を、任意の英数字で入力します。
追加条件は10個まで指定できます。追加する場合は、[追加]ボタンをクリックし、「条件」「値」を設定します。
設定を終えたら[保存]ボタンをクリックします。
設定した振分条件が「振分条件管理」に表示されます。
振分条件を複数指定した場合、振分条件管理上位のものが優先されます。
上位から順に設定条件に一致するかチェックが行われ最初にヒットしたものが適用されます。
いずれかの振分条件の[上へ]ボタンをクリックすると該当の振分条件が上位に移動し、優先度を上げることができます。
条件が不要になった場合、該当の[削除]ボタンをクリックすると、削除できます。
既存の振分条件の設定を変更する場合、該当の「編集」をクリックします。
設定を変更します。
設定を終えたら[保存]ボタンをクリックします。
グループの既存設定を確認する場合、「グループ」をクリックし、該当の「詳細」をクリックして、設定情報を表示します。設定値の変更はできないので、設定値を確認するだけの場合、誤って設定値を変更することが避けられます。
グループが設定されている場合、グループごとに使用する定型文が指定できます。
「グループ分け設定」で特定グループのみで使用する定型文を設定するグループの「定型文」をクリックします。
以降の操作は、定型文の登録操作と同様です。「定型文の登録」を参照してください。
グループごとに設定した定型文は、そのグループに設定されているオペレーター以外のオペレーター画面には表示されません。